森に眠る魚






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「森に眠る魚」 角田 光代
443ページもある長編小説。
 
ネットで、読んだ感想を
「ホラーより怖い」と書いていた人がいたんですが。

納得しました。

いわゆる「ママ友」同士のやりとりなんだけれど
登場する「ママ」の誰もがどこにでもいる人々で、
自分もそれぞれのママに共感したり、気持ち悪いと思ったり、
恐怖を感じたり、怒りを感じたりしつつ、


ああ。
こんなことあったな、子どもが幼稚園のころ。
そういう気持ち、持ってたなぁ、私も。

特別じゃない、どこにでもありそうな世界。

登場人物と自分を重ね合わせるうちに
どんどん物語に引き込まれ、
怖いのに読むのをやめられない。

最後の数十ページはみんなが寝静まった深夜に読んでいたので
更に自分の感覚が研ぎ澄まされて
すごい形相で読んでいたんじゃないか、と思う。


ちょっと放心状態。

気を取り直して、というか
気分転換によさそうな
「間宮兄弟」を次に読んでます。

映画はもう何度も観たけど、原作はどうかな?
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by 8823_sp | 2014-08-25 11:36 | 読んだ本 | Comments(0)